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＜税務調査の概要－２＞
前回
＞では否認事項があった場合は、
＞長くなりそうなので次回へつづく・・・・・
でしたね。
大きく分けて
否認事項にも２パターンあります。
１つめは、
単なる計算ミスやいわゆる見解の相違
というものです。
２つめは、
まさに
会社側の故意
によるもの。
なんらかの意図を持って数字をごまかしている
というものです。
１つめのケースですと、
まあ人間が処理するものですから、
ミスやものの考え方、
法令等の解釈の違いは
出てくるでしょう。
調査官側と会社さんが確認し、
お互いが納得すれば
修正申告書作成を作成して
調査終了です。
この場合もだいたい手順としては
調査２日目の終わりで決着はせず、
調査官は一度税務署に持ち帰って
上司の方に相談します。
それから改めて
会計事務所と電話でやりとりまたは、
税務署や会計事務所で面談のうえ
修正事項の詰めに入ります。
あくまでも会計事務所は
会社さんの代理でしかありませんが、
税務署側の主張を聞いて、
ここまでであれば仕方ないかな
と思える点までは粘ります！
ここでは調査で確認された
修正事項と金額を
税務署側が一覧にし、意見交換が始まります。
ここまでくると
経験
と
気持ち
が大事ですね（笑）
もちろん会社さんに
経過報告は随時行います。
さすがに、
修正事項が多い場合はこの辺りかなぁ〜・・・・
というところで会社さんに
着地点のご提案をします。
昔、私は車のセールスをやっていたのですが、
この税務調査の詰めの作業（失礼）は
車の商談に似ています。
車屋さん（税務署）はどこまで値引きできるか？
お客さん（納税者）はどこまでなら払えるか？
この価格交渉（会計事務所）のまとめ役。
大きな違いは、
あくまでも
会計事務所ほお客さんの味方であり、
仲介人ではないという事ですね。
実は税務調査の最終段階って
私は毎回こんな感じです。
ただし、
会計原則や税法等の
理論武装は必ず必要です。
決して感情論ではダメ。
あまり大きな声では言えませんが、
交渉次第で税額は変わるようです。
まぁ調査官も人間ですし、
税務署側の諸事情もあるでしょうから。
残念ながら、修正申告となった場合は
過少申告加算税 １０%
と
延滞税
のおまけが付いてしまうのが
なんとも悲しいのですね。
そんな事のないよう、
日々の会計業務がとても大切です。
私がよくお客さんにお話しするのが、
税務に後出しジャンケンは通用しません
という事。
調査で引っかかったり、
会計期末を過ぎてからでは
手の打ちようがないという事です。
ですから、
何かお金に関する動きがあったら
是非事前に相談してください
という事です。
あ〜〜〜〜〜
また長々と書いてしまいました。
＞２つめは、
＞まさに会社側の故意によるもの。
＞なんらかの意図を持って
＞数字をごまかしている
＞というものです。
については、また次回お話ししましょう。
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＜編集後記＞
昨日久々にゴルフの練習場へ。
以前にもチラッと触れましたが、
私は埼玉県在住なんです。
なんでゴルフの練習に行った話と
私が埼玉県に住んでいる話が
リンクするかといいますと、
私が住んでいる街の隣町には
な、な、なんと！！
石川 遼君
のご実家があるんです。
だからなに？
って言わないでくださいな。
オチはこの次。
昨日ゴルフの練習場に
な、な、なんと！！
石川 遼くん！？
ん
ん
ん
ん
ん
ん
ん
ん
ん
ん
ん
ん
ん
ん
ん
ん
ん
ん
のお父さん
がいらっしゃいました（笑）
ちなみに声はかけられませんでしたが
おしぼりを取りに行くふりして
クラブはチェックしました。
やっぱり
Callaway
でした。
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ちなみに私は税理士ではありませんので、
税理士先生の事務所にて
税理士補助
としての立場で税務に関わっております。
このブログは
あくまで私の実務経験上のお話であり、
あなたが実務の現場で業務を行う際の
参考程度にしてください。
あなたの実務においては、
税法等の各種法令や通達をご確認いただき、
税理士先生ご自身や、
ご自分が勤務している税理士先生、
上司の方や諸先輩方々の
判断に従ってください。
記事の内容を実践して
損害等が発生しても、
当方は一切責任を負いませんので
ご了承ください。
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