税務調査ー１

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＜税務調査ー１＞

税務会計業界にいて避けて通れないのが税務調査かと思います。
一般のサラリーマンであればまず関わることのない事ですが、
この業界では大切な業務の一つです。

私も数々の税務調査に立ち会ってきました。
もちろん私は税理士ではありませんので、
私が勤務している税理士さんと一緒にその納税者さんの
業務担当者として税務調査に同席します。

税務調査については今後もたくさん触れていくので、
今回は第１回目として、

税務調査には大きく分けて２つのシーズンがある

事をお話しします。
実は税務調査は、

「秋の調査」

と

「春の調査」

に大区分されているのです。
と、いうのも税務会計業界で一年うち
秋から春にかけて大きな繁忙期がありますね。

「確定申告」

この業務は税理士さんにしてみれば、
短期間でいっぺんに多くの業務をこなさなければいけない
とんでもなく忙しい時期なんです。

ちなみに私もこの原稿を書く前の確定申告シーズンは
とんでもない時間の残業をしました。

税務調査は通常納税者さんのみで受けることは少なく、
税理士さんが同席しますから税理士さんの都合も関係してきます。

つまり、確定申告でとんでもなく忙しい時期に
税務調査をお願いしますとは税務署側も言い切れない、
というよりは税理士さんに

「確定申告が終わってから」

と言われてしまうと税務署側も日程変更に
応じないわけにはいかないのです。

秋から春にかけては、間に確定申告が挟まっているので、
税務調査は２シーズン制に分かれている事は
税務会計業界の人間として大切なことと覚えておきましょう。

それは、一般的に「秋の調査」と「春の調査」ではその内容が
若干違ってくるのでこちらの対応も変わるという事を
税務会計業界の人間として知らなければいけません。

この点についてはまた改めてお話しさせていただきます。

ちなみに「秋の調査」と「春の調査」はあるのに
「夏の調査」は無いのかと思いますよね。

ここがこの業界のチョット変わっているところで、
通常税務調査は長引いても５月いっぱいくらいで終わります。

というのは、７月初旬には税務署内部で人事異動があるため、
その人事異動をまたぐ税務調査は通常行われず、
５月いっぱいくらいで決着をつけてその後は
人事異動に向けていろいろな内部整理にあてるようです。

また、人事異動後すぐに税務調査に取りかかることはせず、
まずは提出された申告書などを内部調査し税務調査先の選定をしてから
実際の税務調査が始まるため、秋が税務調査がシーズンイン
となるわけです。

税務調査は様々なパターンが存在し、
まさにケースバイケースですが対応の王道は存在します。

このメルマガでも税務調査について、
色々な角度から触れていきたいと思います。

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ちなみに私は税理士ではありませんので、税理士先生の事務所にて
税理士補助としての立場で税務に関わっております。

このブログではあくまで私の実務経験上のお話であり、
あなたが実務の現場で業務を行う際の参考程度にしてください。

あなたの実務においては、税法等の各種法令や通達をご確認いただき、
税理士先生ご自身や、自分が勤務している税理士先生の
判断に従ってください。

記事の内容を実践して損害等が発生しても、
当方は一切責任を負いませんのでご了承ください。

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