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<税務とインターネット>
私は税務会計業界に20年以上いますが、
やはり一番大きな変化はパソコンとインターネットがもたらした
と言えると思います。
たまたま私が最初に勤務した会計事務所は、
昔ながらの手書きで帳簿、申告書類を手書きする方と、
パソコンで帳簿や申告書類作成してプリントアウトする方が
混在してました。
私は60歳代の大先輩二人のアシスタントでしたから、
手書きの書類をパソコンにカタカタと打ち込むことも大切な仕事でした。
何か足りない書類があれば自転車で
文房具屋さんに買いに行ったり、税務署までもらいに行ったものです。
今の時代はインターネットで
いくらでも必要な書類が手に入ります。
国税に関する書類は国税庁のホームページで手に入れることが
できますが、スムーズに手に入れるには少し工夫が必要だと思います。
なにせ、税目はいろいろありますし、
同じ税目で似たような書類あがあったり、
年度が違うだけでも書式が違ったりします。
また、インターネット上にはたくさんの税理士さんたちが思い思いに、
いろいろな税法に関する取り扱いや、コメントがてんこ盛りで、
検索をかけてもなかなか税務書類にたどり着けない、
なんてことも珍しくないですね。
そんな中、私はかなりの確率で一発で一面目に
目的のページをヒットさせていると思います。
では、どうすれば最短で目指す書類にたどり着けるのか?
国税に関する書類でしたら、必ず
国税庁 法人税 ○○○
国税庁 所得税 ○○○
国税庁 消費税 ○○○
などなど、頭に国税庁とし、次に税目、それから探している書類の
キーワードを入力して検索すればかなりの確率で
目指す書類がてにはいります。
どちらかと言うと私がよく使うのは次の検索。
例えば、
横浜市 法人市民税 納付書
神奈川県 法人事業税 納付書
八王子市 法人市民税 納付書
などなど、都道府県民税や市町村民税の納付書を
入手するために検索します。
最近では多くに自治体がホームページで大変使いやすい
エクセルの納付書を配布しています。
ですから遠方の自治体の納付書でもわざわざ郵送請求せず、
自治体のホームページから入手すれば手間も省けます。
インターネットの普及で様々な事が便利になりましたが、
上手に使いこなせなければ意味がありません。
検索力を磨くことで、インターネットを仕事に活かし、
効率よく実務をこなしましょう。
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ちなみに私は税理士ではありませんので、税理士先生の事務所にて
税理士補助としての立場で税務に関わっております。
このブログではあくまで私の実務経験上のお話であり、
あなたが実務の現場で業務を行う際の参考程度にしてください。
あなたの実務においては、税法等の各種法令や通達をご確認いただき、
税理士先生ご自身や、自分が勤務している税理士先生の
判断に従ってください。
記事の内容を実践して損害等が発生しても、
当方は一切責任を負いませんのでご了承ください。
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