＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＜動きがない会社の届出書は現況届＞
会社経営をしていたのですが、
残念ながら事業継続が
難しくなってしまった。
でも
会社は残しておく
という状態のお客さんが時々います。
この時に
どういった手続きをしたらいいのか？
で皆さん結構悩んでいるのではないでしょうか。
と言いますのも、
この状態っていわゆる、
休眠会社
なわけでして、
できれば将来的に、何かのキッカケで
復活させて事業を再開したいとか、
場合によっては会社を売却する
などと考えているケース
が多いかと思います。
この状態で問題になるのが、
法人住民税の均等割
ですよね。
本来は赤字でも
納めなければいけない税金ですから
毎年決算期には納税しなければ、
と考えてしまいます。
ところが、各地方自治体に聞いてみると、
「全く事業を行っていないのであれば、
均等割は納めなくてもいいですよ。
事業を再開したら、
そこからまた納めてください。」
という対応をしてくれます。
その際、地方自治体によっては
現況届
なるものの提出を求められます。
均等割を払わなくていい方法
ちなみに名古屋市は
ホームページに現況届があります。
名古屋市ホームページ（真ん中あたり）
http://www.city.nagoya.jp/zaisei/page/0000012607.html
こちらの書類を提出することで、
現在は事業を行っていないため、
均等割は納めません
という意思表示になるようです。
ちなみに私はこの書類を決算期に
他の地方自治体に提出して
休眠会社の意思表示をしています。
控えの書類と返信用封筒を入れて
郵送すると収受印の押された書類が
ちゃんと戻ってきます。
正式な書類ではないのですが、
現状の報告さえ行えば、
ひとまず地方税はなんとかなるようです。
ちなみに法人税については
「所得も税額もゼロ」
で申告書を提出しています。
なぜなら、毎年決算期に
申告書を提出することは
青色申告継続の用件
だからです。
この点、国税と地方税の違いに
十分ご注意ください。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＜チェンジ・ワンポイントアクション＞
〜〜変わりたいのに変われないあなたへ〜〜
本でもいいし、
講演を聴きに行くのでもいいから
自分と違う考え方を仕入れないと、
今と違う自分にはなれない
自戒の念をこめて
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＜編集後記＞
大ファンだった女子アナの
魚住りえさん
http://www.rie-speech.jp/blog/
が本を出されたそうで。
タイトルは、
「たった一日で声まで良くなる話し方の教科書」
話し方ってコミュニケーションの
基本中の基本ですからね。
「話し方」
是非一度はじっくり取り組みたいテーマです。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ちなみに私は税理士ではありませんので、
税理士先生の事務所にて
税理士補助
としての立場で税務に関わっております。
このブログは
あくまで私の実務経験上のお話であり、
あなたが実務の現場で業務を行う際の
参考程度にしてください。
あなたの実務においては、
税法等の各種法令や通達をご確認いただき、
税理士先生ご自身や、
ご自分が勤務している税理士先生、
上司の方や諸先輩方々の
判断に従ってください。
記事の内容を実践して
損害等が発生しても、
当方は一切責任を負いませんので
ご了承ください。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ご意見、ご感想はこちらまで ： gmoai4482gmoai☆yahoo.co.jp
※☆を＠に変えて返信してください。
またはメールフォームまで
http://goo.gl/qNWBcy
注意：いただいたメールは許可無く引用させていただく
ことがありますのでご了承ください。
またご質問をいただいても個別のご返答はいたしません。
あわせてご了承ください。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
