資産科目のチェック

人気ブログランキングに挑戦中↓↓↓↓応援よろしくお願い致します
<資産科目のチェック>
新規のお客さんには個人でも法人でも、
新規で事業を始めた方
他の会計事務所から移ってきた方
の2パターンがあるかと思います。
新規で事業を始めた方は
まさにこれから
イロイロな数字が動き出すわけで
ゼロからのスタート、
経理的な事を
一から教えてあげなければいけなかったり、
そもそもちゃんと
お金の管理ができていなかったりと
それはそれで大変な面もあるのですが、
実は
他の会計事務所から移ってきた方
というのも結構注意が必要です。
どこに注意が必要かというと、
貸借対照表の中身
です。
もう少し具体的にいうと、
各勘定科目の中身が問題です。
貸借対照表の各勘定科目は
そもそもが、
ある一時点の残高なんですが、
実は結構中身が
終わっているもの
も残っていたりします。
例えば、
すでに回収不能な売掛金
とか
相手がどこかに行ってしまって
回収不能な貸付金
とか
本来は社長の個人的な支出の仮払金
とか
とっくに解約している物件の
敷金や保証金
などなどが残高として
眠っている事があります。
ですから、
他の会計事務所から移ってきた方は
まずは徹底的に貸借対照表の
各勘定科目の残高と内容を
キッチリ確認した方がいいでしょう。
ただ厄介なのが、
そのお客さんも
なんだかよくわからない状態
になっているケースも結構あります。
経理や決算書など、
数字的なものは
会計事務所にお任せ。
改めて確認したところ、
「そんなもの残ってたの?」
なんていうのはザラです。
また、会社の経営状態が悪く、
おそらく赤字を調整するために
貸倒損失や雑損失などの
費用損失処理をしなかった
可能性も考えられます。
貸借対照表の残高確認のコツは
1期分だけ確認するのではなく、
複数期の決算書や勘定科目内訳書、
補助残高一覧表などを見比べる事です。
数字が動いていない科目残高や、
売掛金の取引先残高があったら
まず怪しいと思っていいでしょう。
最初は焦らずじっくりと、
一つ一つ丁寧に確認していきましょう。
ただ、残高を確認する上で
注意しなければいけない事があります。
私たちは、
   税務署や会計士さん
ではありませんから、
   ただちに全てを正しく直す
ような対応は止めておきましょう。
あくまでも残高の確認作業は
   貸借対照表の現状がどうなっているか?
を把握する事です。
お客さんにはイロイロな事情があって
現在があります。
現状確認が終わってから
ジックリ対応策を検討しましょう。
=================================
<編集後記>
そういえば、税理士試験の受付が始まりましたね。
受験受付は

5/12(火) から   5/22 (金)

までですね。
国税庁のホームページ、
税理士試験情報はこちら↓↓↓↓↓
くれぐれも遅れないようにご注意下さい。
また、今年の試験日程は超変則ですね。
8月の
18日火曜日
19日水曜日
20日木曜日
火曜日始まりは相変わらずですけど。
受験生の皆さん、頑張れ\(^o^)/

まぐまぐから配信!!読者登録はこちら↓↓↓↓↓↓
スポンサードリンク




スポンサーリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
スポンサードリンク