＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＜消耗品費か事務用品費か？＞
「すみません、コピー用紙を購入したんですが、
勘定科目は消耗品費でしょうか、
それとも事務用品費でしょうか？」
「すみません、プリンターのインクは
消耗品費でよろしいでしょうか？」
「すみません、
アスクルで色々購入したんですが、
何費に計上したらよろしいでしょうか？」
などなど、
消耗品費
と
事務用品費
はどちらにしたらいいのか？
とよく質問を受けるかと思います。
また似たようなケースで、
「名刺代って何費ですか？」
とか、
「セールのためのＤＭ送料は
通信費？それとも広告宣伝費？」
などなど、みなさん悩みどころかと思います。
これはハッキリ言って
回答はありません。
ズルい言い方をするなら、
どっちでも正解
かと思います。
私は聞かれた相手によって、
回答の仕方かが違います。
お客さんであれば、
勘定科目そのものズバリ
をお答えしますが、
後輩だった場合は逆に
「どっちだと思う？」
または
「何の科目だと思う？」
と聞き返します。
これ、どちらにも言えることなんです、
そもそも
簿記
というのは、帳簿付けのルールでありながら、
法律でもなんでもない
というなんとも不思議なものなんですね。
この辺りは、
会計学や財務諸表論
の話になるかと思いますので、
割愛しますが、
言い換えると、
ある程度のルールは決まっているのですが、
絶対ではない
というのが回答ではないかと思います。
ですから、ある程度の勘定科目の振分けは
そのお客さんに合ったルールでいい
かと思います。
または、
その会計事務所のルールに従う
と言った感じでしょうか。
私も務めていた会計事務所によって
勘定科目のルールが違いました。
例えば、
ガソリン代が
車両費だったり燃料費だったり
駐車料が
車両費だったり旅費交通費だったりと
家賃が
地代家賃だったり賃借料だったりと、
細かいところではバラバラでした。
ですから、その会計事務所または
そのお客さんのルールである程度の
勘定科目の振分けルールを決めて
問題ないと思っててください。
ただし、税法上絡んでくる科目は
要注意です。
交際費や福利厚生費、
交際費や広告宣伝費、
交際費や会議費などなど、
この辺りは税務の専門家として、
明確に振分けできるように、
理論武装しておきましょう。
ちなみに記事の最初の質問ですが、
私の場合は、
コピー用紙・・・・・・・・事務用品費
プリンターのインク・・・・消耗品費
アスクル・・・・・・・・・内容の割合の高いもので
ＤＭ送料・・・・・・・・・広告宣伝費
あなたはどの勘定科目にしますか？
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＜編集後記＞
日々私は電車で通勤するんですが、
車内で感じることは
ＰＯＲＴＥＲ
のカバンを持ったビジネスマンの
なんと多い事かと。
実は私も
ＰＯＲＴＥＲ
のカバンを持っているのですが、
一応私にはこだわりがありまして、
ＰＯＲＴＥＲはＰＯＲＴＥＲでも、
ＨＥＡＤ ＰＯＲＴＥＲ
http://store.headporter.co.jp/
のカバンを気に入って使っています。
ＰＯＲＴＥＲ
と
ＨＥＡＤ ＰＯＲＴＥＲ
パット見の違いはほとんどわかりませんので、
自己満足といってしまえばそれまでなんですが、
私のこだわりです。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ちなみに私は税理士ではありませんので、
税理士先生の事務所にて
税理士補助
としての立場で税務に関わっております。
このブログは
あくまで私の実務経験上のお話であり、
あなたが実務の現場で業務を行う際の
参考程度にしてください。
あなたの実務においては、
税法等の各種法令や通達をご確認いただき、
税理士先生ご自身や、
ご自分が勤務している税理士先生、
上司の方や諸先輩方々の
判断に従ってください。
記事の内容を実践して
損害等が発生しても、
当方は一切責任を負いませんので
ご了承ください。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ご意見、ご感想はこちらまで ： gmoai4482gmoai☆yahoo.co.jp
※☆を＠に変えて返信してください。
またはメールフォームまで
http://ws.formzu.net/fgen/S3252980/
注意：いただいたメールは許可無く引用させていただく
ことがありますのでご了承ください。
またご質問をいただいても個別のご返答はいたしません。
あわせてご了承ください。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
