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＜土地や株式など毎年の財産評価＞
仕事柄、財産評価という業務があります。
財産評価というと、相続税や贈与税の
申告に関する手続きと考えがち。
ですが、資産家の方々は毎年一定の日で
ご自身の財産評価を通して資産の確認をします。
土地
建物
株式
ゴルフ会員権
などは、いわゆる
相場
があるものですから、
常にその価額が変動します。
ですから毎年一定の日を
評価基準日
として、所有の財産を
評価を通して確認します。
その際、
評価基準日をいつにするのか？
というのがポイントになってきます。
私が関わってきた財産評価ですと
一番多いのが、
その年の路線価発表後
ですね。
以前その年の路線価発表は
確か８月だったと思いますが、
今は７月には路線価が発生されていますので、
７月以降がオススメという事になります。
路線価の発表と類似業種比準価額と純資産価額の時期
その年の路線価を基準に
土地の評価を行い、
その他の財産の評価資料を集めます。
建物は固定資産税の納付書に
固定資産税評価額が出ていますし、
上々株式の株価や
ゴルフ会員権の売買価格などは
インターネットで簡単に入手できます。
いやいやホント便利になったもんです。
そして多くの資産家が頭を悩ませる
自社株
の評価が一番のポイントでしょう。
自社株の評価会社は、
その年の決算に基づいて行いますので、
純資産に関する部分以外は
その決算時期、
つまり７月以降にこだわる必要は
ないかと思います。
類似業種比準価額の計算要素は、
直前期の決算数字を使えばいいですし、
純資産価額は評価基準日の試算表
を元に評価すればいいかと思います。
こんな感じで財産評価をしつつ、
会計事務所の人間としては
もう一捻り頑張っていただきたいのは、
前年比較を作成する事
です。
会計システムだと、前期比較、
前年比較のデータはすぐに出てくるのですが、
私が知る限り、
財産評価システムには
前年比較の機能がついていません。
ですから、ワードでもエクセルでも構いません、
去年と今年のどこがどう変わったのか？
ここまでできてひとまず
基本作業完了
といった感じでしょうか。
ここから先は、個別にカスタマイズして
そのお客さんにあった提案
ができればなおいいのではないでしょうか。
資産税業務、
特に財産評価は奥が深いですから
それなりにやりがいもあるはずです。
会計事務所で働く人間として、
他の人と差別化を図りたいなら、
財産評価案件があった際は、
是非積極的に関わりましょう。
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＜チェンジ・ワンポイントアクション＞
〜〜変わりたいのに変われないあなたへ〜〜
いらないものはとっとと捨てる
コレクションはほどほどに
自戒の念をこめて
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＜編集後記＞
郵便局で通帳繰越の手続きに行ったら、
「お色が三種類あるのですが
どれにしますか？」
と聞かれてビックリ！！
郵便局も頑張ってますね。
ちなみに私は昔ながらの
緑の表紙のものにしました。
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ちなみに私は税理士ではありませんので、
税理士先生の事務所にて
税理士補助
としての立場で税務に関わっております。
このブログは
あくまで私の実務経験上のお話であり、
あなたが実務の現場で業務を行う際の
参考程度にしてください。
あなたの実務においては、
税法等の各種法令や通達をご確認いただき、
税理士先生ご自身や、
ご自分が勤務している税理士先生、
上司の方や諸先輩方々の
判断に従ってください。
記事の内容を実践して
損害等が発生しても、
当方は一切責任を負いませんので
ご了承ください。
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