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<退職金のメリット>
しばらく役員退職金の話が続いたので
役員退職金に限らず、
退職金のメリット
について改めて解説します。
なんといっても
退職所得控除後の1/2課税
は最大のメリットかと思います。
昔どこかで聞きかじった話ですが、
外資系の会社で社員の方が、
給料は低くていいので、
その分退職金にまわしてほしい
という要望があったとか。
なかなか賢い選択ですよね。
ただし、一般的な会社で
退職金のコントロールを社員が行う事は
なかなか難しいかと思います。
次に、さっきチラッと出てきましたが、
年数に応じた退職所得控除
か受けられる事。
もらえる退職金の金額に関係なく、
最初の20年間は、年40万円
21年目から、年70万円
勤続年数をかけた金額を
退職金から差し引くことができます。
例えば30年間勤務した場合、
40万円 x 20年間
+ (30年ー20年)x 70万円
= 1,500万円
1,500万円までは無税で
退職金を受け取る事ができるわけです。
そして給与賞与との決定的な違いは、
社会保険料がかからない
事ですね。
給与や賞与の場合、
金額によっては所得税よりも高い
健康保険料、厚生年金保険料のほか、
雇用保険料も所得に応じて引かれるわけで、
この点を考えただけでも、
いかに退職金が有利なのかわかります。
前回まで役員退職金について書いてきましたが、
私は利益が出ている会社の社長には
必ず役員退職金はオススメします。
その際、上記のような
退職金のメリット
を合わせて説明します。
会社の利益を
いかに経営者個人に還元できるか?
この提案も会計事務所の
大切な業務ではないでしょうか。
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<チェンジ・ワンポイントアクション>
〜〜変わりたいのに変われないあなたへ〜〜
本は読む
最低月に一冊
できれば週に一冊
知識の仕入れを怠らない
自戒の念をこめて
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<編集後記>
先日、うちの近所のスーパー銭湯
ポンプの故障
で地下水での沸かし風呂だったんですが、
その分値段が安くてチョットラッキー。
自分は温泉よりもとにかく
広いお風呂
が大好き。
憧れは屋上に
広いお風呂がある家かな。
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ちなみに私は税理士ではありませんので、
税理士先生の事務所にて
税理士補助
としての立場で税務に関わっております。
このブログは
あくまで私の実務経験上のお話であり、
あなたが実務の現場で業務を行う際の
参考程度にしてください。
あなたの実務においては、
税法等の各種法令や通達をご確認いただき、
税理士先生ご自身や、
ご自分が勤務している税理士先生、
上司の方や諸先輩方々の
判断に従ってください。
記事の内容を実践して
損害等が発生しても、
当方は一切責任を負いませんので
ご了承ください。
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